三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス

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尿路感染症 - 複雑性尿路感染症

目的

複雑性尿路感染症患者より分離された原因菌に対する各種抗菌薬の感受性を測定し、患者背景別の感受性推移を経年的に検討する。

対象疾患

複雑性尿路感染症

  • DJカテーテル、尿道ステントなどの体内留置カテーテル症例は対象症例に含む。
  • 体外に露出しているカテーテル(尿道カテーテル、腎瘻、膀胱瘻等)、腸管利用尿路変向症例等は除外する。
  • 明らかな基礎疾患のない男性も複雑性尿路感染症として対象症例に含む。
  • 対象症例は下記の条件を満たす患者とする。
    (1)尿所見
    • 膿尿:
      非遠心尿を用いたフローサイトメトリー法または計算盤法:≧10WBCs/mm3
      非遠心尿を用いた尿試験紙法(エステラーゼ活性測定を原理とするもの):陽性
      尿沈渣鏡検:≧5WBCs/hpf
    • 菌数:≧104CFU/ml
    (2)自覚症状
    発熱、排尿痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感、排尿時不快感、下腹部不快感、下腹部痛、腰痛等のある患者

収集菌種

以下の8菌種に限定する。

グラム陽性菌:
Enterococcus faecalis
MRSA
グラム陰性菌:
Escherichia coli
Klebsiella oxytoca
Klebsiella pneumoniae
Proteus mirabilis
Serratia marcescens
Pseudomonas aeruginosa

分離材料

尿
*なお、同一患者からの分離菌は、原則1回とする。

試験薬剤

Enterococcus faecalisの試験薬剤:21薬剤
MRSAの試験薬剤:9薬剤
Escherichia coliの試験薬剤:33薬剤
Klebsiella oxytocaKlebsiella pneumoniaeの試験薬剤:31薬剤
Proteus mirabilisの試験薬剤:33薬剤
Serratia marcescensの試験薬剤:27薬剤
Pseudomonas aeruginosaの試験薬剤:22薬剤

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