尿路感染症 - 急性単純性膀胱炎
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目的
急性単純性膀胱炎患者より分離された原因菌に対する各種抗菌薬の感受性を測定し、患者背景別の感受性推移を経年的に検討する。
対象疾患
急性単純性膀胱炎
選択基準:自覚症状として排尿痛・頻尿・尿意切迫感・下腹部痛等のいずれか1つ以上を有する患者(女性のみ)
収集菌種
ウリカルト菌数が、カテーテル尿においては103 CFU/mL以上、中間尿においては104 CFU/mL以上であったサンプルから分離される下記3菌種を感受性測定の調査対象とする。なお、感受性測定に至らない菌種については、「その他」として集計を行う。
Escherichia coli, Staphylococcus saprophyticus, Klebsiella pneumoniae
分離材料
尿
試験薬剤
Escherichia coliの試験薬剤:17薬剤
Staphylococcus saprophyticusの試験薬剤:18薬剤
Klebsiella pneumoniaeの試験薬剤:15薬剤